映画ドラえもんにみる社会問題
チーズケーキのお店テントンの店主です。
先日の秋分の日は、息子を連れ立って、朝イチから「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージジアム)」を鑑賞。4才にして息子初の映画館デビュー。子供の付き添いと思い観ましたが、なかなか面白い映画でした。
ここからネタバレがあるかも知れないので、観に行く予定の人は読まないでね。
映画の内容としては、ドラえもんの鈴にまつわるドラえもんとのび太の友情秘話があったり、ドラミちゃんがメロンパン好きという驚きのトリビアがあったり、子供には刺激が強いしずかちゃんのお色気シーンがあったり、もちろんドラえもん映画お得意のみんなで力を合わせて困難に立ち向かうという見所もあり、とてもテンポ良い展開で、大人の僕も飽きることなく楽しんで観れました。
そして、僕が思った映画ドラえもんに隠された裏テーマはズバリ「原発問題」「資源問題」
例えば、人間が作り出した人口太陽が暴発して、22世紀の地球が崩壊の危機に陥るという展開があり、ジャイアンたちが人口太陽の暴発を放水によって抑えようと試みるが、手に負えなくなるシーンがあるのですが、これを観た時、震災時の福島第一原発に消防車や自衛隊のヘリが放水している場面と重なりました。又、ひみつ道具に採用されているフルメタルという架空の金属は、まるで経済的要因でどんどん産出されるレアメタルのようで、いずれ無くなるであろう限りある資源に対する問題提唱のようでした。これは僕の独自の見解ですが、「経済的利益ばかり追求する人間の欲とエゴは、人類あるいは動植物、最後には地球をも滅ぼす危険がある。」という警鐘のような気がしました。
子供向け映画で、まさかの社会問題という重たいテーマになったので、話変えますね。僕が初めて友達と一緒に観に行った映画が「映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史」だったような記憶があります。(もしかしたら、当時大好きだったジャッキー・チェンの映画の可能性もなきにしもあらずですが・・笑) 8才か9才ぐらいの頃、電車に乗って、大和高田というところにある町の小さな映画館へ。当時は、ちょっとした冒険でした。まだ当時の映画館は残ってるんかな?こんな田舎町にもたくさんのシネコンがオープンしているので、きっと無くなっているんでしょうね。なんか寂しいですね。
今日の格言「ドラえもんの声は大山のぶ代ではないという現実と向き合おう!」